河内はこんなまち
あゆみ
河内地区は、西部の丘陵地域を中心に旧石器(約2万8千年前)・縄文・古代・中世時代の遺跡が発見されており、また江戸時代には奥州街道の第一宿として白沢宿が大いに賑わいました。
1955(昭和30)年、古里村と田原村が合併して河内村となり、1966(昭和41)年、町制施行により河内町が誕生しました。2007(平成19)年、宇都宮市・上河内町・河内町の一市二町による合併により宇都宮市となりました。
産業については、鬼怒川水系など水利に恵まれ、古くから農業が盛んな地域でありますが、昭和30 年代以降、岡本工業団地の誘致などが行われ工業も盛んになりました。
1971(昭和46)年に、日本初となる「スポーツの町宣言」をし、様々なスポーツで住民の交流が行われ、健康づくりが盛んになりました。
昭和50年代に入ると、宇都宮市に隣接した立地条件から宅地開発が進み、1990(平成2)年には、人口が3万人を突破しました。1996(平成8)年以降、貴重な自然環境と地域社会の調和を目指し、農村自然環境整備事業やグラウンドワーク活動などを通し、住民が主役となった「まちづくり」が現在も受け継がれています。
地勢
宇都宮市の北東部に位置し、東は鬼怒川を挟んでさくら市と高根沢町と接している。
地区の面積は47.72k㎡、東西8.5㎞、南北10㎞の台形に似た形をしている。
東部の低地及び台地が全体の約8割を占め、西部の丘陵地が2割を占めている。
岡本駅周辺
JR岡本駅の西側に隣接する岡本駅西地区は土地区画整理事業により、都市計画決定されている5本の都市計画道路、公共下 水道、調整池等と駅西口広場、駅西口駐輪場の速やかな整備と宅地の利用増進を一体的に図り, 安全で快適な住環境を整しています。
観光
昔ながらの趣ある風景を味わいに来てください。
かつて奥州街道の第一宿として栄えた宿場町の趣のある面影を残した町並み。
2009年に日本の里百選に選ばれた水と人とが共存する里山の風景。
毎年8月15日に、五穀豊穣を祈願して白山神社に奉納される逆面獅子舞。
産業
首都圏に位置する有利な立地条件を生かした、農業、工業が盛んです。
農業は米を中心として、梨やイチゴ、ニラなどの施設園芸が盛んに行われています。
また、バラやユリなどの花き栽培も盛んに行われている。
工業は、河内工業団地白沢工場団地を中心に現在約70社が操業している。
主な業種は、一般機械、金属、食料品である。
毎年11月には、ふるさと産業まつりなどが行われています。
毎年多くの人で賑わい、地域の住民との交流に役立っています。
歴史文化
中世の平山城「岡本城跡」が残り、宇都宮氏の北の守りとして築城されたといわれています。
江戸時代、宇都宮藩の交易のための道や、鎌倉時代の奥州征伐の道など、重要な道には名前が付けられており、今も残ています。
鬼怒川との歴史を示す「キヌの渡し跡」「野猿の渡し」「岡本河岸」や「九郷半川」など江戸時代に作られた用水が走っています。
五穀豊穣・風雨順調を祈る「天祭」が行われ、「彫刻屋台」や「天棚」が残っています。
江戸時代中期の庄屋格組頭の旧家「岡本家住宅」があり、2棟の茅葺き屋根が並んでいます
れきし写真館
大正~昭和の時代にモノクロームで撮影された1枚の写真。
時には、その時代の河内地区の様子や、人々の暮らしを言葉や文章よりも雄弁に物語ってくれます。
あの懐かしいまちかどや知っている人、そして、あなた自身の思い出を探してみてください。
詳細は こちらから→