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ホオジロ(ホオジロ科)

17cm 留鳥=通年みられる鳥

 顔の頬の白と黒の模様が目立つ栗色の小鳥。平地から山地の低木林や林緑部、野原、川原などで見られます。地面に落ちている草の実を、小群で歩きながら拾って食べます。地鳴きは「チチッ、チチッ」ですが、繁殖期には早春からオスは木の梢や電線、竿先などに止まって「チョッピーチリーチョロ・チョチョロピー」と囀ります。これお「一筆啓上、仕り候」とか「源平つつじ茶つつじ」などいろいろな聞きなしがあります。

 低木の枝に稲科の枯れ草でお椀形の巣を作り、卵は3〜5個。ヒナに運ぶ餌はほとんど昆虫類で23日前後で巣立ちます。

 

広報かわち 2004年9月号より

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