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オナガ(カラス科)

37cm 留鳥=通年観られる鳥

 本州の中部以北が生息地で、平地から山地の雑木林に棲み、民家の庭や公園・学校などにも姿を見せます。木の実や虫などを探して食べますが、餌の少ない冬期にはエサ台ののパンやフルーツなども食べます。

 飛翔は小さい波状にゆっくり一羽ずつばらばらに飛ぶことが多いです。

 巣は樹上に枯枝などで作りますが、近年はビニール、プラスチック、ハンガーなど人の影響を受けているものが多く見られます。カラスや猛禽(ワシ・タカ)などの敵が近づくと、仲間が集まって取り囲みしつこく去るまで追いかけまわします。黒いベレー帽をかぶったダンディーな姿からは創造しがたい声で「ガーガー・グェーグェー」と鳴きます。カラスの仲間特有の声は耳ざわりに聞こえてきます。写真の左は親、右二羽が子ども。

 

広報かわち 2005年7月号より

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