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ツグミ(ヒタキ科)

24cm 冬鳥=秋北方から渡って来て越冬する

 この時期群れで渡って来ます。北国の山地で木の実などを採食し、食べつくした頃に、雪の便りが届きます。平地にも霜がおり、木枯らしが吹き始めると、雑木林に姿を見せます。柿の実に集まることが多く、食べてしまうと農耕地や川原、芝生など開けた場所へ下りて、虫を捜して食べるようになります。しだいに群れは小さくなり、一羽ずつの単独行動が多くなります。

 地上を両足で散歩はねて胸を反らせて立ち止まり、虫を捜す姿が特徴。他種と見分けがつき、冬枯れの景色によくマッチしています。地鳴きは「クワッ・クワッ」ですが、春の訪れと共に、「ポピリョン・ポピリョン・キョロキョロ」と鳴き、北帰行も間近です。

写真は雪の日「ヌルデ」の種を食べに来たところ

 

広報かわち 2005年12月号より

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