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2004年はメモリアルな年 〜彗星、金星そして流星〜

1997年のヘールポップ彗星

1996年の百武彗星

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。年頭につき、また本年の楽しい天文現象を紹介しましょう。

 

 

 超ビッグなイベントが2つあります。まずは4月〜5月にかけて、リニア彗星とニート彗星の2つのほうき星が同時に西の空に競い合うという、人類史上初めての出来事が起こります。

 ただ最もよい条件で見ることができるのは南半球なのが残念ですが、1つずつなら十二分に楽しめること受け合いです。

 

 

 そして6月8日、130年振りという金星の太陽面通過という現象が起こります。水星については10年に1回位ありますが、金星については、現在生きている人間は初めてお目にかかる現象です。

 水星に比べて7倍も大きく見え、工夫して太陽を見ると、望遠鏡が不要な位です。

 

 

 そのほかに5月5日は皆既月食、10月14日は30パーセントくらい欠ける部分日食があり、8月12日のペルセウス座流星群、12月14日のふたご座流星群等々、あ〜紙面が足りません。

 

 

※天文台の公開日は2月7日(土)と2月28日(土)です。

 

広報かわち 2004年1月号より

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