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ツユクサ(ツユクサ科) 6〜9月

 梅雨入りを知らせるように咲く花、ツユクサ。この頃になると、畑や道端など人家周辺のいたる所でみられるようになります。

 

 春に芽を出し、早いものは6月ころから、咲きはじまります。目の覚めるような青色がとても涼やかで、可愛い花です。

 

 一年草で、茎の下部は地面を這い、筋からも根を出します。上部は立ち上がり、高さは50cmぐらいまで延びます。花の構造がとても凝っていて、中央にある黄色いものは雄しべですが、この雄しべは花粉をださず、花を目立たせて昆虫を集める役割だけと言われています。前に延びた別の2本の雄しべだけが花粉をだします。

 

 またツユクサは異変が多く、花弁が淡青色や白色のものもあります。普通に見られる花色と、ちがう花をみつけたら嬉しい気分になり、誰かに教えてあげたくなりますよ。

 

 ツユクサはボウシバナの別名があり、身近に親しまれてきた草花です。

 

広報かわち 2005年7月号より

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