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ふるさと探訪(33) 天祭(9)

庄屋渡辺家の御用日記の一部

下組の祭り

 

 現在の天棚は、江戸時代の末期に造られたもので、この行事に要する費用は、前年の秋に各戸から籾(もみ)5升(9kg)を集め、世話人が精白し、祭り中の賄(まかな)いに供され残りは売って費用にあてたものです。

 

 祭礼の3日間の中日には、村の長老を招待し、酒食を供し、大いに気炎をあげました。

 

 終わりに、元庄屋渡辺家保存の御用日記の中から天祭実施のため、宇都宮藩に提供された許可願の写を載せておきます。

 

 以書付奉願上候

  願人 平 左衛門

  願人 熊 次 郎

 右者当村之儀村方為安全来る

 十七日より一日一夜

 天祭修行

 仕度旨願出候に付

 此段以書付

 奉願上候

 何卒右願之通り御

 聞済成下被候はは難有仕合奉存候 以上

  申七月八日林左衛門願出候

       惣代 倉  蔵

       組頭 勇  助

       組頭 林左衛門

       庄屋 渡辺良助

  御代官所

 

申七月は万延元年(1860)です。

 

昭和54年(1979)5月20日 第112号掲載

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