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白沢宿今昔(54) 真言宗明星院(6)-親しまれるお不動さま-

不動明王尊像

 本堂の脇に二間半四方(約4.55m)の、お堂が建ててあります。本尊は不動明王像で、高さ約40cm、火焔光背、右手に剣、左手に羂索(けんさく)を持った姿は古くから白沢宿の人達に親しまれてきました。江戸時代中期の創建と伝えられています。

 

 このお堂は上岡本庄屋福田家の持仏堂として建てられたものです。福田家は江戸時代、白沢宿の脇本陣を務め、明治9年(1876)春、明治天皇東北御巡幸の際当家にて御休息されましたが、なくなり、現在はこの持仏堂と墓所、また古文書に見られるのみで、当家を知る人は数少なくなりました。

 

 明星院境内に、持仏堂が建てられたについては、明星院が下田原より当地に移転の際、福田家の協力があったことによるものと考えられます。

 

昭和61年(1986)6月20日 第197号掲載

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