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伊藤行男さん(駅前一区)の陶芸作品「春の海」が
工芸展に入選し、このほど東京の国立新美術館で展示されました。
作品はおだやかな春の海をイメージした、径30cm・高さ55cmの壷です。
心象風景を形にしたそうで、海底から水面まで蒼色の濃淡で趣豊かに表現されています。
伊藤さんの作陶歴は20数年ですが、日光市在住の陶芸家から一輪差しをいただいたことが、陶芸を始める契機になったそうです。
現在はクラブに所属し、教えたり教わったりしながら技術をみがき、作品づくりに励んでいます。
自前のジョッキでいただくビールは一味違うとのこと、羨ましいかぎりです。
地域情報紙かわち 第14号
(平成21年7月発行)より