2016/11/27
まちづくり協議会から発信
11月27日(日)、鬼怒川沿いの川の一里塚において、25年前に埋めたタイムカプセルの開封と20年後の合併30年記念(2036年)の年に開封する新たなタイムカプセルを埋設しました。
25年前の平成3年は河内町の人口が30,000人を突破し人口増加の町でした。
また、日本の社会状況はバブルが弾け、インフレ経済からデフレ経済に移行するなど大変不透明な状況にありました。
そんな中、鬼怒川の恵みを受けて発展する旧河内町が、堤防が決壊するような大きな災害が無く、25年間地域の安全を願い大過なく開封できることを望み、当時の下館工事事務所・栃木県土木部・鬼怒川上流町村などのご尽力をいただき埋設されました。
25年前の埋設物(町総合計画など)は状態が良く、1月31日まで河内地域自治センターに於いて住民の皆様方に閲覧していただいています。
平成3年埋設
更新タイムカプセルの20年後の開封を定めた理由
「学び続ける」社会、全員参加型社会、地方創生を実現する教育のあり方について (第6次提言)概要 (平成27年3月4日教育再生実行会議) 将来予測 ・今後10~20年程度で、47%の仕事が自動化 ・小学校に入学した子どもの65%は大学卒業後、今存在しない職業に就職 ・頭脳労働までがコンピータによる代替 |
以上のように、今の子どもたちの社会環境の変化に対応しながら、未来に向けて現実を見つめ満足せず、住民一人一人が進化して20年後の埋設物(河内地区地域ビジョンなど)との再開を望むものです。
特に埋設に立会って下さった、古里・田原中学校正副生徒会長の皆さんや関係者の方々の記憶として思い出し、新たな人たちを加え、穏やかな歴史と静かな環境の中、埋設物との再開が出来ることを期待して開封及び更新埋設記念式典を終了しました。
地域情報紙かわち 第57号
(平成29年1月発行)より