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「かわち」と関われた喜び

元岡本北小学校長 木村 茂

縁あって「かわち」と関わること3年、その間に岡本北小が主体的な関わりを持つ幸運に恵まれました。

それは岡本城跡との出合いから始まりました。

岡本北小に赴任して間もない頃、「ブラキムラ」と称して学校周辺を散策している内に、堀と土塁に遭遇しました。

学校に戻って聞いてみても誰も知らなかった岡本城跡。

文献で調べてみると、5番目の外堀が岡本北小校庭を通っていた可能性があると知り、早速4月27日の創立記念日に全校朝会で話しました。

子どもたちの驚きの反応が今でも思い出されます。

その後は、子どもたちを地域探検の度に連れていき、高台から遠方を眺めながら話しました。

その度に、この城跡を何とかしたいと思い始めました。

翌年、地域清掃として取り組めないかを検討し、市教委文化課のご支援をいただきながら進めたところ、6年生の郷土史の学習と城跡清掃をコラボさせることで実現しました。

それを記念して、校内に岡本城コーナーを設置し、文化課からお借りしてきた出土品を展示しました。

30年度には、城跡清掃を年6回に増やし、全学年に割り振って「きらりん清掃」と命名しました。

「きらりん」は本校自慢のゆるキャラで、2年前に児童会が「ゆるキャラ総選挙」を行って生み出しました。

学校がもっと楽しくなるようにとの願いで生まれた「きらりん」が、岡本城跡清掃とリンクできたことはとても意義深いことです。

「きらりん」が付くと、子どもたちは笑顔で頑張ります。

目を輝かせながら汗を流し、達成感を味わえます。

まさに元気を引き出してくれるからです。

 

子どもたちの元気は、地域に活力を生み出します。

子どもたちの元気を引き出すような試みをぜひ応援していただけるとありがたいです。

地域の未来は、そのような小さな、支援の積み重ねで作られてゆくのだと思います。

 

3年間大変ありがとうございました。

 

地域情報紙かわち 第66号

(平成31年4月発行)より

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