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23.北組南部(きたぐみなんぶ)自治会

当自治会は,下岡本の南東に位置し国道4号線と辰街道に挟まれた田園地帯にあり,天祭の天棚があります。

古老の話や書物によりますと,この天棚は,彫刻年代は寛政年間(1789~1801)頃の作と思われます。
天祭の祝詞(のりと)は「かけまくも畏(かしこ)き天(あま)照(てらす)大神(おおみかみ)敬(うやま)い,畏(かしこ)み申(もう)す月読(つきよみの)尊(みこと),・・」と唱え,笛・太鼓・鉦(かね)のお囃子(はやし)もあって,とても賑やかだったそうです。
現在は天棚の組立てやお囃子のできる人がいなくなってしまいましたが,毎年8月に日天(にってん)の掛軸を掛けて天祭を行っています。

 

当自治会には,釣り・そば打ち・カラオケ・野球・ゴルフ等さまざまな特技や趣味の持ち主が数多くいます。
これらの活動は,各種行事への協力や消防団活動・体育祭等での団結の基になっています。

また,35戸余りの集落ですが,天祭だけでなく,日枝神社の祭礼等,古い伝統を守りながら隣近所が声を掛け合い,見守り助け合う風土・人情こそが一番の自慢です。

 

地域情報紙かわち 第22号
(平成22年11月発行)より

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