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22.北組(きたぐみ)自治会

無病息災のお払い
無病息災のお払い

北組自治会は、岡本小学校と日枝(ひえ)神社に隣接した台組と、正門に続く国道四号線沿い周辺の下組との二つの区域から成り、台組下組会せて93世帯で構成されています。

 

四十年代の小学校周辺の高台は、一面の麦畑が広がっており、その後の区画整理で現在の様な住宅地に変貌してきました。

 

周りの風景は時の流れと共に変わりましたが、校庭に隣接した日枝神社は約千二百年の歴史を誇り敷地面積は4,273坪有ります。

 

校舎内でも校庭でも、子供達は自然を感じながら学校生活を過ごせる環境にあります。

 

この神社は、五穀豊穣と地域の人達の守り神として、田中・釜根・南部・北組により11月の清掃と、当番自治会による元旦祭、4月と11月に祭典が執り行われます。

 

元旦には初詣に訪れた人達にみかんやお神酒が振るまわれ、一昨年の秋祭りには子供みこしが10年ぶりに引き回され、子供たちは無病息災のお払いを受け、自治会で作った綿あめを手に、境内に元気な声が響き渡りました。

 

狛犬修復作業
狛犬修復作業

震災で狛犬がずれ、灯籠が壊れる被害にあいましたが、今年6月元通りに直りました。

 

日枝神社は地域の人達の交流と絆を深める場として活用され、今後も地域の貴重な財産として大切に守り続けられなければなりません。

 

地域情報紙かわち 第32号

(平成24年7月発行)より

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