逆面城は、白山神社の裏山一帯にかけて構築された城で、東部は裾に満々たる水をたたえた山田川を廻らし、約30mの急崖をもった堅固な山城です。
室町時代の「宇都宮家臣記」によれば、逆面1千石・逆面周防(すぼう)の守(かみ)とあります。
典型的な中世期の城で、豊臣秀吉によって、宇都宮氏が改易になった1597(慶長2)年に廃城となりました。
山中には空濠、土塁が現存し住時を偲ばせています。
【昭和45年4月1日 史跡(町)指定】 KAWACHI Town Guideより
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