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63.高龗(たかお)神社古墳

直径30mの円墳で、6世紀半ばから後半に築造されたものと推定されます。

 

現在は明治19年(1886)の旧東北本線の敷設により削り取れ、一見前方後円墳のように見えます。

 

この一帯は川沿[かわぞい]古墳群と呼ばれ大小の墳丘[ふんきゅう]が13塚あったと言われている。

 

古墳からは貴重な埋蔵品が発掘されいる。その一部が現在、東京国立博物館に収蔵されている。

 

 【史跡(町)昭和59年6月1日指定】 河内ふるさと探訪より

 

 

 

高龗神は、古くから雨を司る龍神として信仰があり、高は山や峰などを指し、龗は雨を司る神とされている。

 

この古墳に眠る地方豪族と高龗神が結びつき、地域の信仰を集めた。

 

 

 

高龗神社古墳の墳丘上に高龗神社があります。

 

この地方は山田川を中心に中小の河川が集まり、田川に合流する肥沃な土地として、古くから稲作が行われていた。

轡(くつわ)東京国立博物館所蔵

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